車動画といえば大きく分けて
・車内にカメラを取り付けて撮影する車載動画
・車外から車を撮影するPV動画やDIY作業動画
になりますが、これらをiPhone13Pro(無印13/13miniでもそこまで大きくは変わらないかな)
一台でまかなえるか?という話。
結論から言えば、「趣味で撮影する分には十分」です。
十分だが正確には
様々な状況下で高性能を発揮してくれるが、やはり特化したカメラには勝てない
と個人的に感じています。
車載動画
iPhone13Proは
・暗所性能
・長時間撮影にも耐えるバッテリー
・強力な手振れ補正
・超広角による車内撮影(ただし広角より暗所性能は落ちる)
どれも優れており車載動画も高いクオリティで撮影できます。
しかし弱点もありまして
・撮影中に電話がかかってくると中断されてしまう。
・電話による中断を避けるために機内モードにすると連絡に気づけない。
・撮影中スマホナビが見れない。
・手振れ補正がオフにできないのでコーナリング時に視点が動いてしまい、画角が変わる。
・一人称視点を撮影するにはデカいし重いし固定が難しい
などがあります。
青字で書いたところはアクションカムであれば解消できる機種もあるので
ここが車載動画でiPhone13Proが特化カメラ(アクションカム)に劣るポイントです。
車外動画
こちらに関しては基本的には文句はないです。
手持ちでもブレのない映像を撮ることができますし、面倒な設定も必要ありません。
こだわりたければ、外部アプリでシャッタスピードやISO感度やフレームレートも変更可能です。
唯一残念な点はボケ感によるシネマティックな表現が難しいということです。
ここが車外動画でiPhone13Proが特化カメラ(ミラーレス、一眼レフ)に劣るポイントです。
シネマティックモードは?
・完璧にミラーレスのようなボケ感を再現することは不可能。
・ボケ感のある映像は撮れるが輪郭が不自然。
・4Kや24・60FPSの撮影に対応していない、外部アプリのLog撮影との併用もできないなどの制限がある。
・暗所では光量不足で機能しないことも多く、よりボケる望遠側も広角より暗所性能で劣るのでなおさら夜の撮影では使えないことが多い。
(追記)
iPhone特有(?)の夜間のレンズゴーストも結構気になるかも
まとめ
最大のメリットは事前準備がほぼ必要なく、基本的にはいつでも持ち歩いているものなので
サッと取り出して撮れるという点ですね。
適当にドライブしててたまたまいい場所見つけたけどカメラ(iPhone)持ってきてないなんてことがないので、シャッターチャンスを逃すことがまあないです。
同期もクラウド経由で楽ですし、そのままアップロードなんてことも可能です。
写真に関しても車外動画と似たような感想です。
RAW撮影できるしナイトモードのおかげで動画以上に暗所に強いんですが
やはりボケ表現が難しいですね。