200系クラウン買う前に!情報まとめました!!

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これから200系クラウンを購入しようか検討している方に
どんな種類やグレードがあるのかなど
情報を改めてまとめて紹介していきます。

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200系クラウンって?

200系クラウンは180系クラウン通称ゼロクラウンから正当進化した車です。
基本的な部分はゼロクラウンから引き継ぎながらも改善、改良されています。
ゼロクラウンに搭載されているNプラットフォームは200系の後継車である210系にも搭載されています。
ゼロクラの持病であったダッシュボードのひび割れは200系では改良されており
無いとは言い切れませんが、過走行車でもなければこの問題を抱えている200系はかなり少ないはずです。
他にもナビ付きの車両であればBluetoothでの音楽再生ができるようになっていたり、オート格納ミラーが標準装備だったりと
現代の車に乗り慣れている方でも、そこまで大きな不満はないのかなと思えるレベルで装備が充実しています。
基本的には200系は180系の上位互換、210系は200系の上位互換と思ってもらって大丈夫です。
(厳密には価格差が大きいので言い切れませんがね)

200系クラウンの種類

200系クラウンにはアスリート・ロイヤルサルーン・マジェスタ・ハイブリッドとグレードとは別に色々種類があります。(特別仕様車もあり)

走り重視でスポーティーなアスリート
快適性重視で豪華なロイヤルサルーン
燃費重視なハイブリッド
クラウンの頂点マジェスタ

アスリートは走り重視でスポーツ仕様となっています。
リアスポイラーや18インチホイール、ギア比可変ステアリング(VGRS)などはアスリート専用装備です。
3.5Lになればブレーキも大型化され、より走りに特化しています。
新車価格、中古車価格共にロイヤルサルーンよりアスリートのほうが高いです。

グレードに関しては別動画で詳しく解説しています。
前期と後期で少し構成がややこしいのが特徴です。
前期なら2.5Lナビパッケージ以上
後期なら2.5Lアスリート以上をおすすめします。
3.5Lは2.5Lの上位互換なので無条件でおすすめですが維持費は増えます!

ロイヤルサルーンは高級仕様ですね。
ベージュorグレーのシート、茶木目のパネルやウッドコンビハンドルなど高級感ある内装です。
専用のオットマンパッケージもあり、後席に乗車する人をもてなす装備があります。

後期では16インチホイールを装備しているグレードもあり更に乗り心地もよくなっているでしょう。
上級グレードは3.5Lではなく3Lです。
アスリートと比較すると外観や細かな違いはいくつかありますが、基本的な装備はそこまで変わりません。
グレードも基本的な部分はアスリートと変わりません。
こちらも
前期なら2.5Lナビパッケージ以上
後期なら2.5Lロイヤルサルーン以上をおすすめします。

ハイブリッドは前期はロイヤルとアスリートを混ぜたようなデザイン(前ロイヤル後アスリート)
後期はロイヤルに似たデザインです。
ガソリン車の3.5Lと比べれば燃費はいいでしょうが
後期でレギュラー指定グレードが追加されたアスリート、ロイヤルと違い
前期後期全グレード3.5L、ハイオク指定です。

メーターのフル液晶が特徴的です。

210系はアスリート、ロイヤルのハイブリッドが存在するのに対し200系はハイブリッドとして独立した車種になっています。

マジェスタはクラウンの頂点に君臨する車種です。
アスリート・ロイヤルがISと同格のランクに分類され、このマジェスタはGSと同格とされています。
発売時にはセルシオはLSとなっていましたし、トヨタのフラッグシップセダンといえばマジェスタだったわけですね。(最強のセンチュリーは除いてですよ)

アスリート・ロイヤルより全長、ホイールベースが延長され後席の空間がより広くなっています。
1800mmを死守するアスリート・ロイヤルに対しこちらは1810mmと横にも大きくなっています。
とはいえセルシオやLSよりは小さいです。

マジェスタとして専用ボディが用意されたのはこの200系が最後です。210系はほぼロイヤルが伸びただけみたいな形になってます。

特徴的なポイントがいくつかありまして
まずエンブレムですね。クラウンといえば王冠のエンブレムがフロントグリルに装着されていますが、マジェスタはトヨタエンブレムなんですよね。
トヨタのフラッグシップセダンとしてクラウンではなく「マジェスタ」としてエンブレムも差別化されていたのかもしれませんね。

そしてAVS機能付きの電子制御エアサスも全車標準装備ということ。
足回りにもアスリート・ロイヤルとは明確に違いがあるわけですね。

200系のマジェスタはマイナーチェンジではなく年次改良が行われ
明確に前期後期で分かれていません。

前期と後期

前期と後期ではもちろん違いがあります。
ここではアスリートとロイヤルの違いを紹介します。
大きな違いとしては2.5Lは後期から使用ガソリンがレギュラーになっています。
あとはナビが前期はMD対応、後期はUSB対応となっています。
内装パネルにシルバーが混じっているのは後期型です。
グレード構成にも違いがあり、前期はステアリングやシフトノブは本革なのですが
後期にはウレタン塩ビのグレードもあります。
前期であれば、ナビ付の車両であれば(特別仕様車、後つけは除く)2.5Lの最上位グレードと判断できますが
後期のスペシャルナビパッケージだとナビはあるけどステアリングは本革ではないとか
細かな違いがあるので要確認です。

210系との比較

200系クラウンの購入を検討されている方で悩むポイントになってくるのが
ここだと思うんですよね。
金額さえ問題なければ210系後期を強くおすすめします。
機能的な面でいうと
・MDを除くこれまでの全ての音楽再生機能に加え、SDカードの音楽再生に対応
・Blu-ray再生可能
・ドアのドリンクホルダー追加
これらが進化しています。

210系前期のアスリートに限って言えば一つだけ
200系から削られた部分があります。
それは助手席のシートポジション変更スイッチです。

助手席以外の場所からも助手席を移動させることができるこのスイッチは210系前期のアスリート
にはついていません。(ロイヤルにはある)

もし210系前期と200系後期で悩んでいるならここも考慮していきましょう。
210系後期が完成形なのは間違いありませんが
210系前期と比較すると装備面で大きく劣るわけではなく
むしろ助手席肩口のスイッチなど200系にあって210系前期にはないものもあるので
絶対的なこだわりがなければ210系前期と200系後期で迷われている方は200系後期を選ぶのも良いかもしれません。
210系を狙うなら最低でも200万円以上は必要になってくると思うのでその金額があれば200系のかなり状態の良い車両が手に入りますからね。