200系クラウンにフロントカメラを取り付けてみる【DIY】

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前方の死角を減らすため、フロントカメラを導入することにしました。
別の車で使用することも考えてナビではなく外部モニターに出力することにします。

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用意したもの

・Queen バックカメラ
バックカメラとして売られているものをフロントで使ってみようと思います。
ナンバープレートの取り付けボルトと交換して取り付けるタイプです。
全長が変わりますが本体は3cmもないので車検は大丈夫でしょう。
白線を切ると上下反転の切り替え、緑線を切るとガイドラインを消せます。

・OBEST7インチオンダッシュ液晶モニター


でかくね?
ええでかいです。ナビくらいあります。
小さいサイズの上下左右反転機能付きで手ごろな価格のモニターが見つかりませんでした。
大きさこそネック?ですが3000円代で2つの映像切り替え機能と上下左右の切り替え機能付きとなかなか高性能です。
右下の電源横のボタン?は少し押したら吹っ飛んでいきましたww
裏部にはマグネットがくっつくのでマグネットシールを貼らなくてもスマホホルダーに直接固定できるのもうれしいポイントです。
(後述しますが最初に買った4.3インチのモニターは使えなくなりました。)

・プラグロック電源ソケット(エーモン 2309)&フリータイプヒューズ電源

200系クラウンは低背です。
すでにドラレコでシートヒーターからは電源を取り出しているので
今回はAFSのIG電源から取り出します。
電源の取り出し方は↓(違う商品を使っていますがやり方は同じです。)

【DIY初心者向け】200系クラウンにドライブレコーダー取り付け【ヒューズ電源 ACC/IG】
200系クラウンにドラレコを取り付けます。 シガーソケットに直接差し込む方法ではなく、ヒューズボックスから電源を取り出し配線を隠します。 今回使用する製品はシガープラグの抜けも防止でき、走行中にドラレコにしっかり給電できているのか? という...

200系クラウンは助手席のヒューズボックスからACCが取り出せません…
最悪ヒューズが飛んだりして影響が出ても大丈夫そうなIG電源もシートヒーターくらいしかなく
あまり選択肢は多くないですね。

・分岐ターミナル&電源プラグ

ターミナルにカメラとモニターの+-線を接続。
ターミナルと電源プラグを接続しそれをプラグロック電源ソケットに接続します。

今後、別の車や違う位置でカメラを使う際にも簡単に電源を確保できるように
電源はシガーソケットから取れるようにしました。

・エアコンに取り付けるやつ

左の商品は明らかにモニターを挟めそうにありませんね(笑)
当初はもっと小さいモニターで取り付ける予定だったので一応買ってみました。
今回は右のマグネットタイプのものを使います。
内装中央左のルーバーに固定して、配線はルーバー内から出してみようと思います。

・配線チューブ

エンジンルーム内の配線に巻いて保護します。
内張り剥がしで広げながら押し込んでいくと楽ですよ。

ここで失敗例

今回購入したカメラはバックカメラです。
映像は鏡像です。フロントにつけると左右が逆になります。

このカメラには上下反転機能はありますが、左右は反転できません。
最初に購入していた4.3インチモニターにも反転機能はないので買い替える羽目になりました。
カメラ、モニターどちらかに正像、鏡像の切り替えがある商品を購入した方が
色々と便利ですね。

モニター取り付け

まずはモニターの配線を通すために
ナビ周辺のパーツを外していきます。
詳しくは別記事参照。

200系クラウン オーディオパネル(ナビ)の外し方
木目パネル下のパーツを外します。 ここはグローブボックスを開けて手で引っ張るだけで外れます。 左右がボルトで固定されているので工具で外します。 下側を持ち上げるようにして 手前に引くと外れますが、まだ裏側で配線が繋がっています。 手前に2本...


ルーバーに配線を通してみます。
RCAプラグもギリギリ通りました。
画像では手前に配線がきてますが
裏側を通してグローブボックス下までもっていけます。
(まだ鏡像のミスに気づいていないのでここでは失敗例のモニターを仮付けしてます)

ナビパネルをカチッとはめても配線は大丈夫そうでした。
心配なら配線カバーを巻いておいたほうが
断線リスクを減らせると思います。

カメラ取り付け



ナンバープレートを取り外し、配線を通してカメラを回してナンバープレートを固定します。
カメラのコネクタがバンパー内の発泡スチロールと干渉して配線が通せないので
ハサミで切り込みを入れました。

バッテリー右下付近にゴムパーツがあるのでこちらもハサミで先端を切り
ここに配線を通します。
配線には配線チューブを巻いて保護します。
詳しくは別記事参照。

200系クラウン エンジンルームから車内への配線引き込み方法
エンジンルーム内右奥、バッテリー右横周辺に黒いゴム?パーツがあるのでこれを切ります。 ハサミで切れるんですが、かなり狭いので手を入れにくく ハサミの先端で切り込みを入れて引きちぎるような形になりました💦 周辺のパーツを外したほうが作業しやす...

電源の取り出し

カメラとモニターの電源を取り出します。
運転中は常時確認したいので
IG電源から取りたいと思います。

電源の取り出し方は別記事参照。

【DIY初心者向け】200系クラウンにドライブレコーダー取り付け【ヒューズ電源 ACC/IG】
200系クラウンにドラレコを取り付けます。 シガーソケットに直接差し込む方法ではなく、ヒューズボックスから電源を取り出し配線を隠します。 今回使用する製品はシガープラグの抜けも防止でき、走行中にドラレコにしっかり給電できているのか? という...

私はすでにドラレコでシートヒーターを使用してしまっているので
今回はAFSから取ってそっちをドラレコの配線に回します。
万が一ヒューズを飛ばした時に影響が少ない(というかシートヒーターない笑)シートヒーターを選んでいました。
しばらくカメラ類の配線作業が続きますから入れ替えておいた方が
トラブルがあったときも安心です。
ヒューズボックスから取り出した電源にこの分岐ターミナルと電源プラグを接続します。

分岐ターミナルにモニターとカメラのプラスマイナスを接続します。
今後別の車に乗る時できるだけ手軽に移設できるよう、簡単に電源確保できるシガープラグにこだわったんですが
そもそもカメラの配線通すのが面倒なことを忘れてましたw
完成
エンジンをかけて正常に動作することを確認。
アナログなやりかたですが油性ペンでガイド線を引いてます。
停止線などはこれを参考にするとギリギリまで寄せることができます。


外観は結構目立ちます笑

検証

正直両サイドの画角は期待していたほどではなく見通しの悪い交差点での確認には厳しそうです。


右側に置いた三脚が見える位置の限界

左側に置いた三脚が見える位置の限界(サイドカメラでも確認できる)


モニターに直書きした赤線を頼りに壁に寄せてみました。いい感じです。

全長と構造変更について

全長は3cmまでなら構造変更不要です。
このカメラは2.5cmくらいなので大丈夫です。

突起物規制について

ネットで突起物規制について検索すると
曲率半径2.5mmや100mmの球体が触れる部分やら難しいことが書いてありますが
これらの規制は2017年まで猶予期間が設けられ、その後継続車検の車両に関しては廃止されています。
めちゃ厳しい突起物規制は新車登録時に適用されているみたいです。
昔の情報のままで車検通りません!みたいなページもあちこちにあるのでややこしいですよね。
現状は検査員の判断で突起物かどうか決めているみたいですね。
今回のカメラは丸みを帯びているので大丈夫だとは思いますが…

モニター位置調整

エアコンルーバーでは後付け感が強く目立つので場所を変更することにしました。

サイドカメラ用に4.3インチモニターを使うことにしたので余計に左右非対称が気になります💦

ここに変更しました!
MDやCDなどの操作ができるんですが、全く使わないのでちょうどいいかなと。

なんとエアコンルーバーに固定するこのマグネット、MDの差込口に突っ込むといい感じに!

シフトノブとの干渉も問題なし!(Pに入れるときは勢いよく操作すると当たりますw)

配線はこのパーツを外して通しました。
ナビ回りを外していれば、持ち上げる形で引っ張ると外れます。

カメラ位置変更


カメラの位置をナンバー下へ変更。
メッシュ部に配線を通しています。

裏側から固定するためワッシャーやらナットやら買ったのですが
ナットがコネクタにつっかえて通せず…
ダメ元でカメラ下をバンパーに当てる形で配線を通したらいい感じに固定できました(笑)
配線をピンと張り、エンジンルーム内に貼り付けているだけですがカメラもこの位置で固定されました。