200系クラウンの種類やグレードについて

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今回は200系クラウンの種類とグレードの詳細についてです。
今まであまり触れてこなかったアスリート以外のクラウンも見ていこうと思います。

200系クラウンはアスリート・ロイヤルサルーン・マジェスタ・ハイブリッドで構成されています。

走り重視でスポーティーなアスリート
快適性重視で豪華なロイヤルサルーン
燃費重視なハイブリッド
クラウンの頂点マジェスタ

それぞれ特徴があります。

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アスリート

現在私が乗っていて、いつも紹介しているのがこのアスリートですね。
走り重視でスポーツ仕様となっています。
リアスポイラーや18インチホイール、ギア比可変ステアリング(VGRS)などはアスリート専用装備です。
3.5Lになればブレーキも大型化され、より走りに特化しています。
テールランプが丸4灯なのもGTRやFD2などのスポーツカーを連想させますよね。
内装も黒がメインとなっていてスポーティー。
新車価格、中古車価格共にアスリートのほうが高いです。
グレード構成は

前期
3.5L
Gパッケージ
アスリート

2.5L
ナビパッケージ
アスリート

4WD
ナビパッケージ
アスリート iFour

後期
3.5L
Gパッケージ
アスリート

2.5L
アスリート
スペシャルナビパッケージ
スペシャルパッケージ

4WD
アスリート  iFour
スペシャルナビパッケージ
スペシャルパッケージ

ロイヤルサルーン

高級仕様なのがロイヤルですね。
ベージュorグレーのシート、茶木目のパネルやウッドコンビハンドルなど高級感ある内装です。
専用のオットマンパッケージもあり、後席に乗車する人をもてなす装備があります。
アスリートが自ら運転するのがメイン(?)に対し、ロイヤルは後席の人に快適に過ごしてもらうのが
コンセプトなのかなと思います。
後期では16インチホイールを装備しているグレードもあり更に乗り心地もよくなっているでしょう。
上級グレードは3.5Lではなく3Lです。
アスリートと比較すると外観や細かな違いはいくつかありますが、基本的な装備はそこまで変わりません。

(wikipedia掲載画像 作者 Mytho88)

グレード構成は

前期
3.0L
オットマンパッケージ
ロイヤルサルーンG
ロイヤルサルーン

2.5L
ナビパッケージ
ロイヤルサルーン

4WD(3.0L)
Uパッケージ
ロイヤルサルーン iFour

4WD(2.5L)
ナビパッケージ
ロイヤルサルーン iFour

後期
3.0L
オットマンパッケージ
ロイヤルサルーンG
ロイヤルサルーン

2.5L
ロイヤルサルーン
スペシャルナビパッケージ
スペシャルパッケージ

4WD(3.0L)
Uパッケージ
ロイヤルサルーン iFour

4WD(2.5L)
ロイヤルサルーン iFour
スペシャルナビパッケージ
スペシャルパッケージ

アスリートとロイヤルには豪華装備マシマシの特別仕様車もあります。

ハイブリッド

前期はロイヤルとアスリートを混ぜたようなデザイン(前ロイヤル後アスリート)
後期はロイヤルに似たデザインです。
ガソリン車の3.5Lと比べれば燃費はいいでしょうが
後期でレギュラー指定グレードが追加されたアスリート、ロイヤルと違い
前期後期全グレード3.5L、ハイオク指定です。
2.5Lのアスリートよりよっぽどこっちのほうがアスリートしてますw
(さすがに3.5Lアスリートには速さでは負けるよね…?
内装はアスリート、ロイヤルと同じような感じですが
メーターはフル液晶となっています。
210系からはアスリートのグレードの中にハイブリッドが用意されており
こちらは2.5Lでレギュラーとしっかり燃費重視のグレードとなっています。

(wikipedia掲載画像 作者 Mytho88)

グレード構成は

3.5L
Gパッケージ
Lパッケージ
ハイブリッド

マジェスタ

クラウンの頂点に君臨するのがこのマジェスタ。
アスリート・ロイヤルがISと同格のランクに分類され、このマジェスタはGSと同格とされています。
発売時にはセルシオはLSとなっていましたし、トヨタのフラッグシップセダンといえばマジェスタだったわけですね。(最強のセンチュリーは除いてですよ)

エンジンはLS・GS同じものが搭載されており、排気量は驚異の4.6L(4WDは4.3L)
自動車税は何と88000円。13年超過で101,200円となります

アスリート・ロイヤルより全長、ホイールベースが延長され後席の空間がより広くなっています。
1800mmを死守するアスリート・ロイヤルに対しこちらは1810mmと横にも大きくなっています。
とはいえセルシオやLSよりは小さいです。

マジェスタとして専用ボディが用意されたのはこの200系が最後です。210系はほぼロイヤルが伸びただけみたいな形になってます。

特徴的なポイントがいくつかありまして
まずエンブレムですね。クラウンといえば王冠のエンブレムがフロントグリルに装着されていますが、マジェスタはトヨタエンブレムなんですよね。
トヨタのフラッグシップセダンとしてクラウンではなく「マジェスタ」としてエンブレムも差別化されていたのかもしれませんね。
プラットフォームもアスリート・ロイヤルと違いますし、別車種として発売されていてもおかしくありませんもんね。

そしてAVS機能付きの電子制御エアサスも全車標準装備ということ。
足回りにもアスリート・ロイヤルとは明確に違いがあるわけですね。

(wikipedia掲載画像 作者 Mytho88)

グレード構成は
4.6L
Fパッケージ
Gタイプ
Cタイプ
Lパッケージ
Aタイプ

4.3L
iFour

200系のマジェスタはマイナーチェンジではなく年次改良が行われ
明確に前期後期で分かれていません。

+M

3.5Lのアスリート(Gパッケージも)をベースにスーパーチャージャーや約20mmローダウンのスポーツサスペンションなどの更に走りに特化したチューニングがモデリスタによって施されたコンプリートカーです。
専用のエンジンカバーや専用エンブレムなども装備されています。
外見は普通のセダンでも中身はチューンされている羊の皮を被った狼的な車が好きな方にはうってつけかもしれません。

(wikipedia掲載画像 作者 Moto “Club4AG” Miwa)

特別仕様車

アスリートとロイヤルサルーンには特別仕様車が存在します。
前期はアニバーサリーエディション(3.5Lと2.5L)とスペシャルエディションがあります。
2.5Lのアニバーサリーエディションは最下位グレードをベースにナビ関連の装備や3.5Lの装備が追加されています。
スペシャルエディションはナビ関連の装備のみの追加です。

後期はアニバーサリーエディション(2.5L)とプレミアムエディション(2.5L)があります。
前期とは違い最上位グレードがベースとなっているためかなり豪華な仕様です。
プレミアムエディションはアニバーサリーエディションから少し削られた部分もありますが
主要な追加装備は同じです。