【180系vs200系vs210系】クラウンアスリート買うならどれにする?

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プラットフォームが共通である180系~210系クラウン。
中古でクラウンを買う場合、どれがいいのか迷うこともありますよね。

私は200系前期を購入することになりましたが、180系も210系も検討していましたし
ロイヤルも選択肢の中にありました。

今回はアスリートの比較なのでロイヤルは省きますが
それぞれの装備や価格の違いなどを見ていきたいと思います。

3型式の比較
まず価格面
これは中古車なので車両の状態もまちまちで正確な数値は出せませんが
同じような条件で比較すると旧型と新型でざっくり50万円~100万円ほど変わってきます。

FR/2.5L(210系は2.0L)/後期型(ナビ装着グレード)/走行距離5万キロ以下で
車両本体価格が
180系50万円~150万円
200系100万円~200万円
210系200万円~400万円
くらいになってます。

また、それぞれの型で前期、後期とありますがこちらも
ざっくり10万円~50万円ほど後期の方が高くなっています。

大体の目安として
180系100万円
200系150万円
210系300万円
くらいの予算があれば2.5L(2L,2.5Lハイブリッド)の走行距離5万前後で
上位グレードの車両が購入できるのではないでしょうか。
別に10万キロを超えている車両でも定期的にメンテナンスされていれば大きな問題はないとは思いますが210系のハイブリッドに関しては駆動用バッテリーの寿命もありますので
最初に車両価格を抑えることができても、後々大きな出費が発生してきます。
210系で200万円前後の車両はハイブリッドモデルでバッテリーの寿命があまりないものが多い印象です。
駆動用バッテリー交換は工賃込み20万円以上しますからね。

3型式の詳細

それではそれぞれの詳細を見ていきましょう。
・180系クラウン

通称ゼロクラウン。
2003年に発売開始されました。2005年にマイナーチェンジ。
プラットフォームはNプラットフォームを搭載。こちらは210系クラウンまで受け継がれ
レクサス・GSやマークXなどとも共通のプラットフォームです。

古い年式だけあって100万円以下でも状態のいい車両を購入できるのが魅力ですが
いくつか欠点もあります。

まずダッシュボードが割れが持病のようで
中古車を見ていても割れている車両が多く、割れていなくても今後割れる可能性が高いです。
まあ走行に支障はありませんし、マットで隠したりと対策はあります。
「いや、別に割れててもいいわ」って方は気にしなくて大丈夫です、
私はできるだけ後付けで用品を置きたくない派でして、同じような考えの方で割れが気になる方は新品のダッシュボードに交換することになり結構な金額がかかります。

オーディオも今や主流となったBluetoothでの再生ができません。
DVDもオプションなのでナビがあるからといいって必ず再生できるとは限りません。
マークレビンソン搭載車であればDVDチェンジャーがあるので再生できます。

他の装備面でも
オート格納ミラー無し。
ナビ搭載車にバックカメラ標準装備なのは後期のみ。(前期はオプション。後付け結構めんどくさそうですよ…)
など無くても問題はないけど、現代の車に慣れてると少し不便に感じる部分もあるかもしれません。

前期後期、グレード問わずすべてハイオク指定です。
後期がオススメ!(ナビのHDD化、バックカメラの標準装備など)

・200系クラウン
通称(?)イチクラ
2008年発売。2010年マイナーチェンジ。
100万円以下の車両もあり、150万円前後で状態のいい車両が購入できるでしょう。
100万円台で購入でき、快適装備も一通り揃っており贔屓目無しでみてもコストパフォーマンスに優れた型式だと思います。
(恐らく多くの人が必要としている装備は200系の前期で揃っている…はず。)

210系後期が完成形なのは間違いありませんが
210系前期と比較すると装備面で大きく劣るわけではなく
むしろ助手席肩口のスイッチなど200系にあって210系前期にはないものもあるので
絶対的なこだわりがなければ210系前期と200系後期で迷われている方は200系後期を選ぶのも良いかもしれません。
210系を狙うなら最低でも200万円以上は必要になってくると思うのでその金額があれば200系のかなり状態の良い車両が手に入りますからね。

↑車内どこからでも助手席が動かせるスイッチ。

200系と210系を似た条件で比較した場合差額は100万円以上になってくるかと思いますが
その価格差を埋めるだけの機能的な違いがあるか?と言われると
うーんって感じです。
あくまでカタログでわかる範囲の装備での比較でしかないですし、目に見えない部分である
乗り心地や静粛性、部品の耐久性や剛性、操作感などの向上はあるでしょう。
ただしこれらも乗り比べて初めて分かることですし、人によってはそれほど差を感じない可能性もあります。
個人的には210系のデザインは内装、外装共に好きですし
予算的に問題なければ無条件でオススメしたいところですが(特に後期)、デザインを重視しないのであれば200系の方が安く、210系と比較して機能的にも不満はないのでお買い得かなと思います。

と、200系以外乗ったことがない者の意見でした。
【個人の感想です。感じ方には個人差があります】

外観は180系の面影を残しつつ、シャープなデザインに変更されました。
上記の180系の欠点は改良されています。
前期は180系と同じですべてハイオクでMDあり。
後期はレギュラー(2.5L)でUSBあり。
この200系後期から廉価グレードの追加や
下位グレードを前期同グレードと比較したときの装備面での削減など
180系と違って同じグレードでも前期と後期で比較すると後期の方が装備面で削られています。

全グレード18インチホイールが標準装備されていたのはこの200系までです。
前期・後期オススメ!(2.5Lの指定ガソリン以外あまり違いがないため)

・210系クラウン
2012年発売。2015年マイナーチェンジ。特筆すべきは外観の変わり様でしょうか。
180系や200系のおっさn…落ち着いたデザインから一新され、かなり派手で若々しいものになりました。
アスリートに相応しいスポーティーな印象です。
ロイヤルと明確に外観が差別化されたのも210系の特徴です。
(ちなみにマジェスタはロイヤルに似た外観になった)

18インチホイールは全車標準装備ではなくなり、17インチを標準装備とするグレードが登場しました。
各ドアにドリンクを入れるスペースが追加されました。

↑200系の後席ドア
ドリンクを入れるスペースがない。

灰皿は消滅、パーキングブレーキは解除も足踏み式へと変更されています。

前期型は助手席肩口のスイッチが消滅しました。

後期型は180系から続くNプラットフォーム最終型ということもあり
これまで紹介した細かな不満をすべて解消した最強の存在となりました。
加えて
・助手席肩口のスイッチ復活
・MDを除くこれまでの全ての音楽再生機能に加え、SDカードの音楽再生に対応
・Blu-ray再生可能
など至れり尽くせりです。
ガソリン車のFRの2.5Lは無くなり2.0Lターボのみとなりました。
後期オススメ!(すべて揃ってる😄)

まとめ
200系以外は後期がオススメ。
(200系は前期後期で装備面での差が少ないため)

車両代は最小限に抑えたい。
Bluetooth不要、バックカメラは甘え、ミラーは自分で畳む。
そんな無骨な漢のあなたには→180系

車両代はそこそこで
ある程度は快適装備も揃っている型が欲しい。
そんな欲張りコスパ重視なあなたには→200系

予算無限。最強がいい。
そんな富豪なあなたには→210系後期

クラウン(GRS200)
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