200系クラウンをカスタムしない方がいい理由

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200系クラウンをカスタムしない方がいい理由について
私なりの考えをまとめました。
定番とされているカスタムを例に話していこうと思います。
私自身カスタムカーは好きですし否定するつもりもありません。
クラウンはいじるところがないくらいノーマルでも完成された車なんだという風に受け取ってもらえたらなと思います。

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足回り

かっこよさの定義は人によりけりですが
大半の人は程よく下がった車高と1インチアップくらいならノーマルよりかっこいいと
答えるのではないでしょうかね?
個人的な好みもそのくらいのいじり方が好きですね。

車高を下げるというのはスポーツ走行する際に
ロールが減り、コーナリングが安定するといったメリットがあるんですよね。

見た目以外の面でいうと走行性能の向上が大きなメリットです。
しかしこれはレースであったり、サーキットなどでタイムを縮めるのを目的としていることが多く
クラウンでこの走行性能を求めることはまあ稀ですよね。

基本的には見た目のドレスアップがメインとなってくるわけですが
見た目がよくなる以外にデメリットがかなり多いんですよね。

乗り心地は悪化します。
安価なものだと純正サスペンションのAVSという機能も使えなくなりますし
車高調自体の寿命も短いです。
下げ幅にもよりますが車検に通らないかもしれませんし、不正改造で目を付けられることも
あるかもしれません。
段差や車止めにも気を使います。

インチアップも同じです。
走行性能を求め、大型のブレーキを搭載する際に干渉をさけるための手段として
インチアップをすることが本来の目的ですよね。

クラウンを走行させる範囲でブレーキに不満があるってことは珍しいでしょうし
こちらも基本的には見た目だけのためにインチアップをするってことになると思います。

ノードノイズも増加しますし、乗り心地も悪化します。
インチアップしたならブレーキも大きくしないと隙間が空いてかっこ悪くなってしまいます。

必要以上にブレーキにお金をかけることになり出費も増えますね。

ドレスアップなのだからそんなことは関係ないというのももちろん納得できます。
しかしこれからドレスアップしようか迷っている方はこれらのデメリットがあることも考慮してみてください。

マフラー

足回りに比べるとセダンでは少ないかなと思いますが
こちらも定番カスタムですよね。
純正マフラーってスポーツカーでも静かなものがほとんどです。

クラウンの良さって静粛性がかなり大きな部分だと思ってます。
それを犠牲にしちゃうのはもったいない気がします。

マフラーも基本的には純正が完成形でしょうから
社外品への交換って音と見た目の向上がメインになってくると思うんです。

目的である音も自分はよくても他人からしたら不快ってこともあるでしょうし
もはや迷惑ってこともありますね。

低速トルクが細くなり街乗りでもストレスを感じることもあります。

シート

これは特に変える必要性を感じませんね(笑)
私のクラウンはファブリックシートですが十分満足です。
シートヒーターなどもないのが当たり前なので特に不満に思ったこともないです。
エアコンが十分すぎるほど効きますからね。

もちろん見た目は本革シートの方がかっこいいし高級感あります。
でも滑るし熱いし冷たいし、見た目以外はデメリットが多そうな印象です。
逆に最初から本革シートだったらファブリックシートは安っぽく見えて変えたいとは思っていなかったでしょう。
純正の本革シートにこだわりがなければ、とりあえずファブリックシートを選んでみて
本革のシートカバーを後つけするってのもアリだと思います!

ステアリング&シフトノブ

こちらも純正がかっこよくて機能も十分なので不満なし!
本革巻きで高級感あります。
強いていえばウッドコンビの方が好みですがわざわざ変えるほどでもないかなって感じです。
ただし個人的にウレタン&塩ビはかなり安っぽい印象だったので
ここは本革にこだわって探していました。

そもそも前期は本革しかありませんが。
後期でもしウレタン&塩ビだったら変えていたかもしれません。

ナビ

こいつは変えたくても結構手間がかかりそうで辞めてると思いますw
純正ナビががっつり内装と融合しちゃってるので社外ナビは違和感が出そうなんですよね。
Bluetoothオーディオも対応しているし、地図データも古いですが特に問題なく使えてましたし
変えようとも思いませんでした。

そもそも今はスマホが優秀ですからグーグルマップで十分ですね。
Bluetoothもずっと聞いてたら飽きてきて最近はラジオ聞いてます。
ナビなけりゃないでなんとかなるなーと思いました。

オーディオ

オーディオにこだわりのない方であれば、純正でも十分満足できると思います。
私のクラウンは最上級のプレミアムサウンドシステムではないですが
なんの不満もなく音楽を楽しんでいます。
といいたいところですが、最近Bluetoothが頻繁に途切れてイライラしています。
音質にはなんの不満もありませんが、前期はUSBも使えませんし
機能面ではちょっと思うところはありますね。
あと、私のクラウンはツイーター1つ死亡しました。スピーカー交換はどこかしら必要になってくるかもしれません。

リアガラス スモーク

これは私やっちゃってますしカスタムにいれていいのか微妙なとこですが
見た目と後部座席のプライバシー(?)くらいがメリットで
後方視界悪化とドラコレの後方録画も夜が不可能になったり
デメリットも多いのであまりおすすめはしないですね(笑)
スモーク濃い車って少し怖い印象あるので若干煽られにくくなったりするのかな…?っていうメリットももしかしたらあるかもしれませんね。

各モニター類

これも私がやってみたカスタムです。
フロントカメラとサイドカメラ、それらを写すモニターの増設です。
これは使用頻度が少ないですし、そもそも見づらく内装の統一感も損なうのでやらない方がいいと思います。
作業自体もかなりめんどくさいですし、手間の割に得られる恩恵は少ないカスタムでした(笑)
ただもともとバックモニターがないグレードに乗られている方は、カメラとともに後つけをおすすめしますね。
やはりセダンって後方の死角も多く、より安全に運転するなら後方確認用のモニターはあったほうが
絶対いいです。

査定額にも響く

売却を前提とする場合、社外品を取り付けたまま売ると
査定額が下がることはあってもあがることは基本的にはないでしょうね。
オプションパーツだと逆に上がるといったこともあるでしょうけど。
中古車を買う場合多くの人は純正を求めているでしょう。
私もカスタムカーは好きですが、純正を自分好みに変えていくのが好きなので
最初からいじられまくった車は候補から外します。
純正で丁寧に乗られていたという印象もあるのかもしれません。

このようにカスタムは一部を除き、見た目を変えるために行われることが多く
お金の面だけで言うとほぼ損するような形になります。

でもこれは趣味であり自己満足の世界ですから
楽しければそれでいいと思います。
かくゆう私も次の車はちょこちょこカスタムしようかなと考えていますからね(笑)