ZC33Sスイフトスポーツのデメリットについて

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ZC33Sには多くの魅力がありますが完璧な車ではありません。

ZC33Sスイフトスポーツの魅力12選!
トルクがあるスイフトスポーツの魅力1点目は何と言っても力強いトルク感です。搭載されている「K14C型 1.4L直噴ターボエンジン」は、最大トルクが23kg・m(AT車は23.5kg・m)と、このクラスのコンパクトカーとしては驚くほどの数値を...


今回は、ZC33Sのデメリットについて、具体的に解説していきます。
購入を検討している方や、オーナーの方も共感する部分があるかもしれません。

個人的には、これから挙げるデメリットは「強いて言えば」といった程度です。一般的な街乗りで使う分には、大きな欠点は感じません。

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ブレーキがカックンブレーキ

ZC33Sのブレーキは、初期制動がかなり強めに設定されており、少し踏んだだけでも「ガクッ」と効いてしまう、いわゆるカックンブレーキです。これは街乗りでは少し扱いづらく、特に渋滞時や駐車場での微調整が難しく感じることがあります。慣れてくるとコントロールはしやすくなりますが、最初は違和感を持つ方が多いです。

実際私も急ブレーキ気味になってしまい、同乗者に謝ることがありました。

家族に運転してもらった時もブレーキに対する違和感はあると言っていたので誰もが感じるポイントかと思います。

カックン連発すると同乗者には「この人運転下手なのかな?」と思われてしまうかも。

あらかじめZC33Sのブレーキ特性について説明しておけば、理解してもらいやすいでしょう。

人と被る

スイフトスポーツは非常に人気が高く、街中でもよく見かけます。個性を求める方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。カスタムで差別化は図れますが、純正状態では街中でよく見かける車です。

現行スポーツカーの中では比較的低価格帯である86BRZ、ロードスター、スイフトスポーツはよく目にしますね。

Aピラーの死角や後方視界の悪さ

ZC33SはAピラーが太めに設計されているため、交差点での右左折時や斜め前方の確認時に死角が生まれやすいです。また、リアウィンドウも少し小さめで後方視界が狭いため、バック駐車の際に注意が必要です。

新車価格は安いが中古価格は高い

ZC33Sは新車価格こそ比較的リーズナブルですが、中古市場では人気が高いため価格があまり落ちません。中古車を探している方は「新車との差が少ない」と感じることが多いと思います。

状態のいい車両だと中古でも約200万円はするので新車で買っておけばよかったなぁと思うことはあります。

オートハイビームが手動に切り替えられない

ZC33Sのオートライト使用中はオートハイビームを手動で切り替えることができません。
夜間走行中に不要な場面でハイビームが点灯することがあり、周囲のドライバーへの迷惑にならないか気になる場面も。

逆に必要な場面で点灯してくれない時もあります。

ただ、こちらはディーラーの方で制御を変更してもらえるので気になる方は対応してもらいましょう。

未塗装樹脂があり劣化が気になる

フォグ周辺や後部座席のドアノブ周辺などには

未塗装の樹脂パーツが使われています。

安っぽく見えますし

これらのパーツは経年劣化で白っぽくなることがあり、見た目が古く見えてしまう原因になります。

純正の車高が高く見え、腰高感がある

純正状態だと「もう少し低ければ…」と感じる方も多いようです。

車高調やダウンサスで車高自体の改善は可能ですが

純正足の完成度が高いため、見た目と性能を天秤にかけた時どちらを取るかは悩みますね。

私は純正のまま我慢するか車高の落ち幅は少ないが

乗り心地や走行性能の悪化も少ないであろう

モンスタースポーツのダウンサスを検討しています。

ファイナルエディションで選べない色がある

ZC33Sの最終型として登場したファイナルエディションですが、標準車と選択できるボディカラーが異なります。

単色は黄色のみになっており、黒は存在していません。

他のボディカラーも黒色とのツートンカラーになっています。

私のように黄色以外の単色で探すとなると

必然的にファイナルエディションの購入は諦めることになります。

ロードノイズは大きめ

ZC33Sは軽量化のためか、車内の静粛性はあまり高くありません。特に高速走行時にはロードノイズが気になります。タイヤの種類によっては多少改善できるかと思いますが、静かさを求める方には少し気になるポイントかもしれません。

高回転まで回す楽しさはない

ZC33Sのエンジンは低中速域のトルクが強調されていますが、逆に高回転まで気持ちよく回る感覚は少ないです。

ここのフィーリングは好みでしょうが、スポーツカーと言えばぶん回すというイメージだと

少しがっかりしてしまうかもしれません。

後部座席のドアノブの位置が使いにくい

リアドアのドアノブがウィンドウの横についているデザインはスタイリッシュですが、使い勝手は少し悪いです。特に小さいお子さんや慣れていない方が開けるのに苦労する場合があります。

静かすぎる純正マフラー

ZC33Sの純正マフラーは非常に静かです。街乗りでは快適ですが、スポーツカーらしい音を期待する人には少し物足りないかもしれません。

こちらも車高同様非常に悩ましいポイントです。

快適性を取るか自分好みのサウンドを選ぶか。

物足りないと感じる反面、長距離走行時や疲れている時はやはり静かな方が乗っていてストレスを感じないかなとも思いますし。

控えめな社外マフラーに変えるなら純正のままでいいのでは?と思いますし、でもうるさいのも好きなのでもうしばらく考えてみます。

後部座席とトランクが暗い

夜間に後部座席やトランクを使う際、少し暗いと感じることがあります。

対策として私はルームランプとラゲッジランプを爆光のLEDに変更しました。

バックランプが暗い

夜間のバック時にバックランプの明るさが少し不足しています。特に暗い駐車場では後方確認が難しく感じることがあります。

こちらも爆光LEDに変更し、夜間でも安全に後退できるようになりました。

純正タイヤサイズはレアなサイズで高い

純正のタイヤサイズは少し特殊で、交換時の選択肢が少なく、価格も高めです。

純正サイズにこだわりがなければ205/45R17のほうが選択肢は多いかと。

夜間ヘッドライトが消灯できない(2型以降)

これをデメリットに入れていいのかわかりませんが

2型以降のZC33SではヘッドライトのOFFスイッチがないため

走行中はライトを消灯できません。

非常に限定的な用途ですが、クローズドコースで

頭文字Dのブラインドアタックを再現したくても

消灯できないのでこの技を再現する遊びはできませんね。

なお、停車時にはヘッドライトを消灯することは可能です。